パワハラやおねだりなど数々の疑惑を指摘され、県議会から全会一致で不信任決議を受け失職した斎藤氏。出直し選が開かれた経緯を見ても、序盤は「再選は厳しいのでは」という声も多かったのですが、終盤からSNSでの後押しもあって猛烈な追い上げを見せ、110万票以上を獲得して有力視されていた稲村和美候補を破り再選を果たしました。

しかし、この勝利で「民意を得た」という発言に疑問が続出。疑惑は何一つ解決されていないので、これからどうなるのでしょうか？

亥月の丙で真冬の太陽。宿命全体を眺めますと丙辛は干合して水化し、五行の中で最も激しい火性と水性の激突になります。水火の激冲と言い、水と火で激しく争って反発して大爆発を起こしている状態です。「機嫌が悪い時など、瞬間湯沸かし器のように叱りつける事がある」と言われていましたが、まさに宿命通りで、情緒不安定や激高しやすさを内包している人と見ます。

そして年月宿命天戦地冲ですね・・・仕事を取るか、家庭を取るかの二択になり、両方を取ることはできません。自身の周囲は破壊作用が働き、犠牲者が出ますが、それによって自分は陽転し社会の成功者としてのし上がっていきます。しかし仕事で成功するとは、家庭が不安定になります。

そして宿命天戦地冲の所有者は競争運が強く、どん底に落ちても這い上がることができる強運の持ち主。今回の選挙でも、彼の運命を象徴するかのように、序盤は苦戦が予想されたものの、選挙戦後半で急激に支持を広げる姿は、「どん底から這い上がる強さ」の証明とも言えるでしょう。

現在の大運は丙午で強烈な火性が巡り、非常に自我が強くなる時期になります。日干丙と午が通根して身旺になり、自分自身の力を過信し、自分が強い者と勘違いして、意味なく強気な態度を取る傾向が見られます。他人の意見を軽視したり、自分の考えを押し通そうとする姿勢が前面に出ることも多くなるかと思います。そうなると周囲との摩擦も生まれますよね。

正しい方向に制御できれば、強いリーダーシップや決断力を発揮することができますが、過剰な自信と客観的な視点のバランスを取ることができなければ、三日天下運（一時的に非常に運が良く見えるが、それが長続きしない運勢）的なものになる可能性もあるので、再選というチャンスを活かし、周囲の意見に耳を傾けることがポイントとなりそうです。

ただ地支が全冲動になるので、今後も県議会は荒れそうです。

甲が巡っていますので、内面の複雑さや葛藤は少し緩和されます。