日本を代表する脚本家・映画監督・劇作家として、長年にわたり数多くの名作を世に送り出してきました。彼の独特なユーモアと繊細な人間描写は、観客に強い印象を与え、ドラマや映画、舞台といった様々なジャンルで多くのファンを魅了しています。三谷作品の特徴は、緻密に練り込まれたストーリーと、その中に散りばめられた笑いの要素にあります。
最近では映画「スオミの話をしよう」で再び注目を集めており、その脚本力と監督としての手腕が改めて高く評価されています。
三谷幸喜さんの命式
未月の壬で真夏の海。流れて止まることがないことが本質で、流動性・柔軟性があります。思考や行動が一つに凝り固まることなく、何にも縛られずに自由に流れていくことを好みます。彼の作品はコメディからシリアスなドラマまで幅広いジャンルが存在し、自由な発想や、予測できない意外な結末にたどり着く柔軟性が、時代や世代を問わず支持され続ける理由の一つと言えるでしょう。
五行のバランスも良く、水の徳分の「智」を発揮できるので知性豊かで機転も利きます。しかし、脚本家としてデビューして以降、最初のうちは彼の独特なユーモアや作風は当時の主流から外れていたため、なかなか理解されず、「自分の作品が評価されない時期が続いた」と振り返ることがあったようですが、年月の宿命天戦地冲が、そのような状態でも諦めずに次々と新しい挑戦を続けて這い上がり、日本のエンターテインメント業界で確固たる地位を築くことができたのでしょう。
三谷幸喜さんの大運
年齢 | 干支 |
1 | 甲午 |
11 | 癸巳 |
21 | 壬辰 |
31 | 辛卯 |
41 | 庚寅 |
51 | 己丑 |
61 | 戊子 現在63歳 |
71 | 丁亥 |
81 | 丙戌 |
2011年に小林聡美さんと離婚されていますが、大運でみますと己丑で、30年に一度の大きな転換期にあたる接木運ですね。そして己は壬に対して己土濁壬。大海は濁り水となって家庭運が低下してしまい、こうした後天運の影響があったのではないかと思われます。
61-71歳は子亥が日干壬に透干し月令を得るために、人生で最もエネルギーが上昇する時期であり、パワフルに活躍できます。独創性が高まり、国際的な成功や新ジャンルへの挑戦といった新たなステージに進むことが期待されます。一方で非常に自我が強くなる時期でもあるので、周囲との衝突が増え、特に家族や仕事のパートナーとの関係において、コミュニケーションや信頼関係に摩擦が生じるかもしれません。
71歳の丁亥は日柱と干合支合の大運になります。壬丁の干合はやっかいな色恋沙汰、異性との揉め事が発生する可能性があります。しかし視点を変えてみると、高齢になっても色恋沙汰に巻き込まれるというのは、ある意味で「男冥利に尽きる」と言えるかもしれません。
彼のエネルギーや魅力が衰えていない証拠でもあり、そのこと自体が彼の人間的な魅力の一つと言えるかもしれません。