自民党総裁選に出馬した河野太郎デジタル相は、今回の総裁選が3回目の挑戦。デジタル改革やワクチン推進などの分野での実績もあり、SNSを活用した情報発信がうまく、若い世代にも支持されています。しかし彼のスタイルや政策は党内では賛否両論があり、特に保守派の中では、彼の比較的リベラルなスタンスや核エネルギー政策への反対姿勢などに対して懸念がある声もあります。自民党内部の保守層とどう協調し、支持を得るかが鍵となるでしょう。

河野太郎さんの命式

丑月の癸で冬の雨水。月令ありの身旺です。天干が水性一気でかなり頭が良いですが、かなり頑固で気が強く、独立心も強いです。そして冬の水は凍結してしまい、カチコチになるので冷淡さや高慢さも出て賢さがかえって仇になります。イヤミっぽくなる感じですね。

協調性がなく、周りから孤立するので、自分がトップに立つか、自分のペースで働ける環境でないと才能を発揮できませんが、整った環境であれば、人を頼らない強い意志と、何事も自分の力で行う強い行動力があるので、リーダーの素質は十分あります。挑戦のエネルギーも強く、批判精神も強いですが挫折に弱い。

寅卯空亡なので生年空亡になり、親や家系に頼ることが出来ず、若いころはいろいろ苦労されたかと思われます。したがって早く親元を離れた方が本人にとって開運となります。

河野太郎さんの大運

59歳から大運で二重天戦地冲が巡っています。日柱と月柱が己未によって剋され、環境が変化し立場を失いやすく、心が不安定になります。人生の大きな転換期ですね。そして過去の清算も必要になります。過去の問題か、家庭か、健康か・・・いずれにせよ蓄積されてきた清算すべきものが問題となりやすい時期です。

過去の問題と言えば、原発政策に関し、こだわってきた持論の「脱原発」を事実上封印したようです。今回の総裁選において、麻生氏の後ろ盾を得るために意見を変え、支持拡大を意識した戦略的な判断と見られます。

しかし、これが短期的には強みとなる一方で、河野氏が「脱原発」を封印したことに対して、国民の一部や支持者から「信念を曲げた」として批判される可能性もあります。最終的には、河野氏がこの変化をどう説明し、バランスの取れたエネルギー政策を打ち出せるかがカギになるでしょう。