1964年にカリフォルニア州オークランド生まれ。父親はジャマイカ出身で経済学者、母親はインド出身の研究者であり、彼女の多文化的な背景が彼女のアイデンティティに大きな影響を与えています。ハリスはカリフォルニア大学バークレー校で法学を学び、その後地方検事としてのキャリアを積みました。
サンフランシスコ市地方検事、そしてカリフォルニア州の司法長官を務め、その後、2017年にカリフォルニア州から上院議員に選出され、上院では司法委員会や情報委員会での活動を通じて国政に関与しました。
ハリスは元々大統領予備選で強力な競争相手としてバイデンを挑発していましたが、副大統領に指名されると寝返り、権力に屈し、弱者には容赦しないという態度が批判を浴びているようです。
カマラ・ハリス氏の命式
戌月の壬で秋の大海。年日宿命納音で二面性、いわゆる裏表のある人です。そして生年空亡なので親との縁が薄く、助力を得られません。幼い時に両親が離婚されているようですね。加えて互換中殺もお持ちで・・・親との意思疎通が難しく、考え方や生き方も異なり、お互いが全くかみ合わない。
しかし波乱の中でも自力でたくましく生きていける強いエネルギーを持っています。互換中殺は男女共に結婚運も良くないですが、ご自身のお子さんはいない(娘二人は夫の連れ子)ようなので、禍は軽減され、家庭は安定しているようですね。天干に二つの”甲”は食神の星であり表現力や話術に優れ、政治家として演説や弁論の才能あり。
ただ彼女の最近の演説に対してアメリカ現地では、その内容がしばしば曖昧で、具体性に欠けるとの指摘がなされています。過度に台本に依存しており、自身の言葉で語っているというよりも、スクリプトに従っているように見えるという批判もあります。簡単に言えば上部だけで中身がないということでしょうか・・・
カマラ・ハリス氏の大運
年齢 | 干支 |
4 | 癸酉 |
14 | 壬申 |
24 | 辛未 |
34 | 庚午 |
44 | 己巳 空亡 |
54 | 戊辰 空亡 天戦地冲 現在54歳 |
64 | 丁卯 |
74 | 丙寅 |
ハリス氏が民主党の上院議員になったのが2016年の51歳、官空亡の時期です。地位や名誉を得ても全うできません。ここに執着すると行動の結果が裏目に出て、仕事運は余儀なく低下します。
空亡を抜けるのが63歳ですが、月柱天戦地冲も重なり、社会的立場の急激な落下でかなり厳しい状況にあります。
加えて、今年と来年も歳空亡で、この2年間は食傷星の表現伝達本能と目下の星目が中殺されます。目下に頼れない期間なので、何らかの部下トラブルが生じます。
実際に、ハリスが部下に対して厳しい要求を課し、強硬な態度を取ることが多いとされ、失敗や問題が発生した際に、部下に責任を押し付けることがあるようで、しばしば問題視されているようです。このような状況から、一部のスタッフが職場を離れる事態に繋がり、部下に裏切られる、ということになりそうです。
そして表現伝達の中殺は発言がトラブルになりやすい。過剰に感情的になり人に対して批判的、特に部下への叱責など、他人を傷つけるような発言や、意図的に相手を攻撃する発言は、反転して自分に返す刃となって降りかかってきます。本人もストレスが溜まり、自分の立ち位置も不安定なので、心も落ち着きを失ってしまいます。
以上のことから、運気的に大荒れな彼女が大統領になるのは非常に厳しいですが、現実にハリス氏とトランプ氏のどちらが選ばれるかはわかりません。
ただ彼女は63歳の空亡が抜けるまで激動の状態で、落ち着けるのは5年後。大統領の任期は4年なので、うーん・・・